クロスカブでキャンプ釣~リング!1日目 奥多摩、丹波・一ノ瀬をテンカラで

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アウトドア自由人のSHUです。
前日に帰ったばかりですが、装備を整えタッチアンドゴーで再度奥多摩方面に向かいます。
慌ただしい日程のわけは、予報ではこの後数日間は天気が良いらしいのと、世間がゴールデンウィークを迎えて混む前に山と魚を先取りしてしまおうという企みです。

先日と同じく一の瀬高原キャンプ場へ。滞在日程は満足するまで!w

前回不覚にも忘れてしまった竿の中間継は虚しくタンスの隙間に転がってました(-_-;)
今度はテンカラ竿にシッカリと装着!

更に竿ポッキリなど不測の事態に備え、釣具屋に寄り前々から予備として欲しかったテンカラ竿の3.6mを買って出発です。

宇崎日新(UZAKI NISSIN) プロスクエアー スーパーテンカラ 7:3 360
宇崎日新(UZAKI NISSIN) プロスクエアー スーパーテンカラ 7:3 360

前回は車でしたが、今回は燃費の良いクロスカブで出動します。
ツーリング、キャンプ、渓流釣り、温泉、焚火、酒といっぺんに楽しんでしまう予定です。
更に「安くお金を掛けずに」という節約条件も追加しておきます。

 

キャンプ装備を軽量化変更

現在クロスカブに取り付けてあるラゲージBox Lでは、用意した荷物が思いの他入りませんでした。大幅にキャンプ用品をそぎ落とし、シンプルキャンプで行きます。釣り用のウェストハイがかなり場所を取りますね。

ガスランタンをLEDライトに変え、テーブルもイスもなし。ブルーシートもペラペラの小型レジャーシートにチェンジです。

シュラフも先日は寝心地を重視して3シーズンの封筒形+毛布でしたが、今回はコンパクトになるNANGAのダウンシュラフにしました。

ルアーのタックルも家で留守番させて、釣竿はテンカラ一本にします。

これでガスストーブを置いて行き、焚火だけで調理!…なんて言ったらワイルドでカッコいいのでしょうけど、今回はやめておきます。ストーブ1個と、新品のガスを1缶入れました。

あとコッヘルは2セット、コップを兼ねた計量カップ。折りたたみ可能な2リットルの水タンクで。

キャンプ食料と飲料

ほとんど先日の余りと冷蔵庫の中の物です。

普通の米3.5合。
(ペットボトルに入れ、1合ごとにマジックでマーキングしておくと便利。チャック付きの袋に1合ごとに入れても使いやすいですね。1合という量は自分が一食に食べる量なので、人それぞれ自分の好みの量で)

パスタ300gぐらい、パスタソース×3、ふりかけ×1、お茶付け×2、レトルトカレー×1、インスタントラーメン×2、味噌汁×2。

おつまみのナッツとイカ燻。

そして、もっとも大事なビール(人によっては一番余計?w)
350缶×3を凍らせたペット氷と一緒に保冷バックに入れました。重いし嵩張るし~^^;
さらにソフトパックの日本酒も300ccほど。

麦茶の2リットルペットボトル×1。

調味料は塩だけ。
あとは現地調達。手のかかる食材は今回は無しで。

バイクで一の瀬高原キャンプ場へ

買い物と準備で結局昼ぐらいの出発となってしまいましたが、今日は夕マズメに間に合えばいいです。

新規開拓に時間を使いたくないので、勝手の知れた一ノ瀬高原へ向かいます。周りの川ももっと探りたかったので。

今日は何となく気分で青梅街道を使いました。
天気が良くて暖かくツーリング日和です。ライダーも結構目に付く季節になってきましたね。

道の駅たばやま前のGSで徘徊に備えて給油し、他に寄り道せずにキャンプ場へ。
受付を済ませます。今日はバイクなので1泊1,300円。

またしても他にお客さんがいないようなので、キャンプ場に入ってすぐの中川脇のテントサイト、中川広場に設営しました。荷物を運ぶ手間もなくて速攻で準備完了です。
ここは入口の車道に併設した場所なので、人が多いときは落ち着かないかもしれませんね。
一の瀬高原キャンプ場

テントは天然トラップに注意

先にシュラフを広げてフカフカにしておこうと思い、テントに入って手をついたら…
「イッテー!」
手に鋭い痛みが…。

また毛虫?と思って手のひらをみても何もいません。
恐る恐るもう一度手をついてみると、やっぱり痛い!?

テントの下を見てみると…「いたー!」こんなん出ました(゚o゚;
いがぐり

イガグリですw 秋じゃなので全く考えもしませんでした。
一回テントをどかし、栗地雷を一掃して一安心。インフレータブルマット(エアマット)を敷く前に気がついて良かったです。これでは恐らくパンクしていたかもしれません。危ない危ない。

釣り開始 テンカラ堪能

16:00、やっと釣りに行けます。夕マズメのゴールデンタイムでちょうどいいです。
今日は暗くなっても見えなくなるまでやってやろうという意気込みで、ヘッドライトを携帯しました。

ビールを一杯補給してから出発!
キャンプ場の主人に教えてもらったオススメの下流へ道路を使って下ります。川を釣り上がり、ちょうど日暮れに合わせてテントの目の前に出てくる計画でいきます。

だいたいの遡行時間を予想して、程よい辺りから入渓するとすぐに反応がありました。
22cmぐらいのヒレピンアマゴ。
アマゴ

虫もそこそこ飛んでいて、たまにライズも確認できていい感じ。
途中暗くなり始めたので、小場所はスルーしながら1時間半釣ってテント前に到着。
飽きない程度に反応があって5匹釣れました。

最大魚は24cmのアマゴ!テント前でした。
アマゴ

尾びれの下側がだけがすり減っていて、やたら朱点の多い魚です。養殖かな?

この周辺を3日ばかり釣った感じでは、キャンプ場付近が一番魚影が濃い気がしますね。放流場所なのでしょうか?比較的綺麗な魚が多かったけですけど。

やっぱり焚火、魚は塩焼き

最初は今日はもう寝るだけでいいやと思っていたのだけど、川に入っていたら寒くなってきたのと釣り上がってくる途中に良さげな薪が沢山目についていたので、やっぱり燃しますw
焚火は楽しいですからね。ここ一之瀬キャンプ場は直火OKなのが素晴らしいです。
クロスカブとテント

先ほど釣ったアマゴを食おうかどうか…食うなら塩焼きにするので焚火をやるかどうか次第ということで迷っていたのですが、これで塩焼き決定です!
魚は川の脇にあるちょっとした流れに泳がせておいたのですが、その気になればすぐに逃げられる場所。

ナイフと塩を持って見に行ってみます。
逃げたらそれはそれで見逃してやろうと思っていたけど、ヤツはおとなしく食われるのを待ってました。
ありがたくいただくとします。

パッと捌いて強めに塩を振り、しばらく放置しておきます。
今日は焼き網がないので針金でつるして焼きます。手頃な置き場所がないので、とりあえずクロスカブのハンドルに魚をぶら下げておきました。…でも、なんか妙な絵ですw
もっと武骨なバイクなら似合うかも…。

白米と焼き魚の晩酌タイム

晩飯料理を始めます。まずは米を炊きます。
ノーマル米だけど面倒くさいから磨ぎません!
水場に給水に行くのも、これまた面倒なので沢の水でw

面倒くさがりの自分ですが、火にかける前に最低でも30分は米に水を含ませるのはおこたりません。ガリガリの米飯は勘弁ですからね。

ストーブで焚き上げた米は、焚火のそばで蒸らしておくといつまでもホカホカ御飯ですね。蒸らしにはいる前にお茶漬けの元をぶっ込んどきました。お湯は入れなくても蒸気でカヤクがやわらかくなります。
食べる時に箸で全体に混ぜ合わせます。要は濃いめのふりかけですね。

適当な木を利用して下処理したアマゴ吊り針金を掛け、焚火の横にぶら下げておきます。薪の遠火でじっくり焼き上げました。
たき火料理

魚もいい感じに仕上りました。
ジックリと焼き上げることで、ヒレや腹骨も柔らかくなってムシャムシャ食えます。

「うめ~っ♪( ´▽`)」
熱燗との相性はいうまでもありません。
焚火で時間をかけて焼き上げることで煙にも燻されるので、燻製と塩焼きの半々みたいな出来になって、たまらなくうまいですよ。このうまさはうまく説明出来ないのでやってみてくださいw

コンパクトな焚火を心がけ、レジャーシートを目の前に惹き、必要な物は全て手の届く場所に置いてのんびり飲みます。

周りは誰もいないのでワイヤレススピーカーへスマホの音楽を飛ばし、焚火の前で星を眺めたりしながら過ごす時間は格別でした。

最低限の道具で工夫しながらやるシンプルなキャンプは自分が1番好きなスタイルですね。
時には車で快適キャンプもする自分ですが、これこそがキャンプの真の姿じゃないかと思っております。

無くてもいいものだけど、小型で場所取らないから入れときました。
熊除け!?w

2日目 一ノ瀬本谷で釣り、丹波山でキャンプと温泉に続きます。

 



2 COMMENTS

ROYG

はじめまして!
釣りとキャンプは最高ですね。しかも釣った魚を焚き火で食うなんて羨ましいです。
一之瀬キャンプ場も静かで良さそうですね。
そんなに遠くないので私も一度行ってみようと思います。

shu

ROYGさん、初めまして。ブログ読んで頂きありがとうございます。
釣りとキャンプは楽しいけど同時進行は忙しいですね^^;
一ノ瀬はいいところでしたよ。2日間目は丹波で良い所を見つけたので、次の記事に書きます。
気が向いたら、また見てくださいね。

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