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アウトドア自由人のSHUです。
「アナゴ食いてぇーっ!」
ってな訳で釣りに行ってきました。
近年、この時期になるとアナゴを釣りに行くのだけど、ここ最近は山で渓流釣りばかりしていて、すっかりアナゴ君の事を忘れていました^^;
久しぶりに海の釣果情報を検索してみると、そこそこ釣れてるじゃないかい。
去年も一昨年も不調なアナゴだったけど、今年は少しは期待出来そう?
海の船釣りは料金が高いため、身の程をわきまえて最近は自粛していたのだけど、我慢出来ずに出撃しました~。
多摩川河口の釣船 ミナミへ
東京 南六郷 ミナミ釣船のアナゴ釣の料金は7,500円。
出船時間は17:30なので1時間ほど前に着くように出発!
交通費を節約するためにクロスカブで出動です。
アナゴ釣は道具も少なくて済むし、釣った魚を全て船長が船の上で捌いてくれるので、クーラーボックスは持って行かずに、小さい保冷バッグ キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルミ保冷バッグ L MP-1100 を持って行けば十分なので。
アナゴは夜行性なので夜釣りです。夕涼みがてらバイクを走らすにもちょうどいいかも。
…と思っていたのだけど、この日の気温は30℃オーバー。メットの中汗だくで向かいました(ーー;)
1週間前は多摩川源流、数日前は多摩川中流、そして今日は河口から海へ。
バイクで走りながら思い付いたので一発、1人ツッコミをしておきました。
「鮭かっ!」
6名の釣り人を乗せて定刻通り出発。
船は水路の奥に停まっているので多摩川に出るまでずっとバックです。
船首のバウスラスターを駆使して、さらりと抜けてしまう船長のテクはカッコいいっす。
羽田空港の格納庫や飛立つ飛行機を眺めながら、船の先端に座って風に吹かれるのが気持ちいい。
波、風共にたいしたことなく、1時間ほどの航程で木更津沖に到着。
タックル紹介
今回のタックルは、マルイカのロッドに適当なベイトリール。これにPEラインの1号前後を巻いた物。
ライン強度アップと扱いやすさを良くするために、ラインシステムを組んで4号ぐらいのリーダーを竿の長さ分ぐらい接続しておきます。
ロッドは、20号ぐらいのオモリが使える先調子の竿なら何でもいいと思います。
アナゴ専用竿もあるけど、キス竿とか流用する人が多いようですね。自分はアナゴ釣りは行っても年に3~4回なので、あるもので代用します。
リールはキャストするのが有効な場合があるので、不慣れな人はスピニングリールがいいですね。
バスをやっていた人なんかは問題ないと思うけど、アンダーで投げるからベイトは慣れてないとトラブリます。この釣りっておじさん率が高いけど大抵スピニングリールですね。
仕掛は単純。20号か25号の専用のツリガネオモリにアナゴ針を付けただけ。
集魚効果を期待して37mmほどのケミホタルを装着するのが基本スタイル。
天秤状で左右に針を付けられる物なんかもあります。自分は置き竿の方にコレを装着してます。
エサはイソメ。船宿で用意してくれます。(こないだの特餌補完計画に失敗したので、今回はコレのみ。)
頭の硬いとこを最初に刺し、何度も縫い刺ししてコンパクトにエサをまとめます。
START FISHING
18:20、アンカーを投入して釣り開始。
水深はいつも10~20mの間ですね。ここは17mほどの場所。
まだ明るいけど、開始数十秒でいきなり横の常連さんGET。はやっ!
釣り方はいくつかあって、
- 仕掛けを真下におろして底をトントンこずく。(5~10cmほど)
- キャストして底をトントンしながら手前まで寄せて来る。(バスやってる人は、フットボールヘッドのボトムバンプをやっとけばOK。
- 放り込んで置き竿
慣れた人は2本の竿を両手に持ってトントンします。
更に3本目を置き竿とか…^^;
自分は1本手持ち、1本はロッドホルダー(ラーク)に装着した起き竿がいつものスタイル。
置き竿の方は、独自の釣方で船の揺れで勝手に底トントンしてくれるようにこまめに棚をセットします。だだ、もう一本の竿を扱いながらも、こっちの竿の変化を見逃さないようにガン見しておかないとダメです。
このラーク、ちょっとこの釣りにはデカイけどこれしか持ってないし、十分使えるので流用してます。
手慣れた常連風オーラを出したおじちゃま達から、「あんなんで何釣るんだ?」と言った声を頂戴したこともあるけど…
そこはシカト。
アタリはゴツゴツと硬いバイトがあるので、ガッチリアワセて硬い顎にフッキング。あとはリールをゴリ巻きして一気に取り込みます。
今日いいかも!
早めに獲れると安心します。
あたりは暗くなり、船上のライトが点灯してここからが本番!
なんか順調に釣れ続いて、2時間ほどで9本のアナゴを確保。
このまま行けば15本はカタイなー、なんて思っていたら…
上げ一杯の潮止まりの時刻を迎えると同時に、今まで吹いていた南よりの風が東に変わり、船中でもほとんどアナゴは上がらなくなってしまい…
赤クラゲの触手ですね。
これ毒があるので触るとピリピリします。この手で目をこすってしまうと、目が開かないほど腫れたりするらしいので要注意!
カッパなどに着いて乾いた物の粉を吸ったりしても、クシャミが止まらなくなったりするのだとか(ーー;)
この後も何度か移動するも、自分はアナゴの追加なし。
船中でも「ポツ」程度で、船長もアナゴを捌き終えてしまって暇そうw
自分は3年前にアナゴデビューしたのですが、いつも釣果は2~4匹(竿頭でも)が当たり前。
予定では10匹も釣れれば御の字と思っていたので満足です。
4~5年前は、1人70匹とか釣れていたそうですよ~!
21:20、船長の沖上がりの合図でSTOP FISHING!
釣果
6名の釣果は、
27~44cmが
11、9(自分)、7、6、5、4本と船中42本とマズマズの結果ではないかな?
帰りも1時間ほどで夜景の光る東京の街に帰還。
みんな車なのでサッサと道具を積み込んで帰ってしまい、1人コソコソと帰還準備しておりました。バイクだとキチンと道具をしまわないといけなのが億劫ですね~。
ミナミの船長は親切
ここミナミの船長は大変親切です。
釣り場の水深アナウンスは当たり前。
風の変化、潮流の変化、昨日の状況と比較、今一本出たよとか、こと細かく状況を教えてくれるので、考えて釣りをする釣り人には大変ありがたいです。
赤クラゲが引っかった時も、ペーパータオルをスッと差し出してくれました。
自分は17年色んな釣船に乗ってきたけど、もしかしたらNO1親切かも?(^^)
釣らせる腕も相当な物とお見受けします。
自分は漁師の雰囲気丸出しの、口の悪く腕のいい船長も嫌いじゃないですけどねw
釣ってきた江戸前アナゴを食す!そりゃ~も~悶絶 に続きます。