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アウトドア自由人のSHUです。
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20日目
天気・雨のち、晴れだのスコールだの
ルート・道内北上
昨晩からずっと雨は降り続き、朝もポツポツと少し残っていたけどボチボチ止みそうな感じ。
グチャグチャに濡れたテントを顔をしかめながら速攻で撤収し、カッパを着て即移動する。
ゲリキャンした時は長居無用!起きてから20分ほどで出発する。
昨日見つけておいたダムサイト横の駐車場まで走り、水道で歯を磨き顔を洗って東を目指す。
旅中のゴミ処理
長万部に入ってセーコマに立ち寄り、ゴミ捨てと朝飯。
コンビニにゴミを捨てに来るのはあまり気が進まないけど、近頃はどこのキャンプ場でもゴミ持ち帰りだし、長期旅の最中のゴミを家まで持ち帰るなど不可能なので仕方ない。
以前、道内のどこかの店舗でゴミ箱を撤収したところ、売上が下がりまた設置したと聞く。
店側も了承済みだろう?^^;
その代わり何かを買うようには心がけている。
おにぎりとジュースを買って朝飯。
北海道だな~
国道5号線を飛ばしてどんどん北上する。
天気は回復して晴れてきた。
カラリとした空気と広大な景色を眺め、真っ直ぐに伸びる道を走ると、やっと北海道に居る実感が湧いてきた。
うーん、気持ちがいい♪( ´▽`)
止まっているとTシャツでも暑いくらいだけど、バイクで走るとジャケットを着ていても冷えるので、こまめに着るものを調整して進む。
ニセコ町に入りキャンプ場探しを始めた。
出発が早かったのでまだ時間はかなり早いけど、ニセコの徘徊をしたかったので早々にキャンプ場を探す。
最初に羊蹄山麓の半月湖キャンプ場に行って見たけど、かなり小規模でなんかイマイチ。
登山するためだけのキャンプ場と言った感じなのでヤメた。
もう少し走る。
倶知安町(クッチャン) 旭ヶ丘公園キャンプ場
無料
- 乗入れ不可
- 狭い
- トイレ汚い
- 炊事場狭い
- 街は近い
- 携帯電波あり
- ゴミ持ち帰り(昨年まではゴミ箱があったらしい)
- マップルP16 H-1
倶知安の街まで2kmほどと近く、スーパー、100円ショップ、スタンド、飲食店、温泉、銭湯と色々あって生活しやすい。(そう!旅キャンプとは生活だw)
惜しいことにバイク屋は無い。
以前、誰かにオススメされた、この旭ヶ丘公園キャンプ場に来てみた。
狭いサイトでおまけに手前半分ほどは傾斜。トイレは汚くボットンで小便も水が流れない。炊事場も小さくさほど綺麗ではない。設備を考えるとキャンプ場としての評価はイマイチ。
でも、ここがとても良い!
ほとんどライダーや旅人しか利用者は居らず。しかも濃い人が集まるので面白い。
ここを拠点にして仕事に行く人なんかも居るw
天気が良いと、谷の向こうに羊蹄山がドーンと見えてロケーションもいい。
早速、グチャグチャに濡れたテントをアスファルトの上で乾燥させる。
ライダー達と喋っているとすぐに乾いた。
奥の平らな部分に設営して荷物を放り込む。
バイクでニセコの山へ
時間が早いので、ニセコの山を一周しにツーリングに出かける。
58号線でワインディングを登っているとポツポツと雨が降り始め…
たかと思いきや、いきなりドシャーっと降って来た。
ギャース(T_T)
急いでカッパを着たが結構濡れた。
この辺りは山に雲がぶつかるので、天気がスゴく不安定なようだ。晴れたり土砂降りになったりを繰り返す。
頂上付近は震える寒さだった。
途中、五色沼の遊歩道があったのでなんとなく入ってみたけど、なんか道のりは長そう。
草とか景色を眺めてすぐに出てきた。何しに来たのかよく分からん^^;
やっぱり釣りをしたい!
適当に山の中を徘徊しながら川を探してみた。
出たぁ~!!
道路脇に良さそうな川を見つけたので、早速テンカラで釣ってみたけど。
反応は無い、魚は居ない様子。
しばし釣りを続けていると、すぐ横の橋の上に1台の車が停車した。
どっかの釣り人が覗きに来たか?と思っていると、車から降りてきたオッチャンがなんか言っている。
「どーも、秋田…………………です」
ん?
遠くて良く聞こえない。
ちょうど釣りを終えようと思っていたので、道具をたたんで近寄って行くと…
「わっ出た!秋田のナマハゲ…じゃなくてBMWのライダー!」
※ナマハゲのくだりは、この記事の後半に↓
[クロスカブ夏旅10]白神山地に突入予定がまたキャンプ場ハシゴ
驚いた。
こういった旅をしていると、キャンプ場やライハでの再会はさほど珍しくない。
でも、まさかこんな人の居ない山奥でまた出会うとは。しかも車だから全然分からなかった。
聞けば友人と登山をした帰りに俺のバイクを見つけ、もしかしてと思い覗きに来てみたとか。
「昼飯食って行けよ」
と誘われたので、オッチャンの居るキャンプ場にお邪魔する。
曽我森林公園キャンプ場(遊びに来ただけ)
300円
- 乗入れ不可
- 炊事場小さめだけど綺麗
- 開放感あるのどかな公園と言った雰囲気でなかなか快適そう。
BMライダーと友人のオッチャンに、そうめんをご馳走になってお別れ。
また、どこかで( ´ ▽ ` )ノ
ホテル甘露の森 温泉
日帰り入浴700円(温泉博士で無料)
近くに雑誌「温泉博士」が利用できるホテルがあったので、風呂を済ませてしまう。
有名な観光地ニセコだけあって、立派なホテルの風呂だった。
そう言えば、北海道は温泉博士の利用出来る風呂は極端に少ない。いや正確には北海道が広すぎる。
道内で毎月3~4件掲載されるかどうか程度。
代わりに「HO」と言う雑誌を使う方がいいと思う。
コッチは無料で入れる所は少ないけど、半額クーポンが多い。
その代わりクーポン1枚で数名の利用が可能。
ダッシュで帰還
ホテル甘露の森の近くに、地元の人も汲みに来る「甘露泉」と言う有名な旨い湧き水があるので汲んで行く。
ふと気づくと、ド黒い雲が西の空から迫って来てる!
むっヤバイ!(◎_◎;)
クロスカブ全速力で発進!!
…しかし、努力も虚しく土砂降りに追いつかれてしまう。
前見えねぇ~。
風呂上がりは勘弁して欲しい(ーー;)
ついでに近くの大型スーパーで買い物してキャンプ場に戻ると、かなりテントが増えていた。
さほど距離は離れてないのに、キャンプ場は雨が降らなかったらしい。
羊蹄山はなかなか頭を出さないな~。
旅キャンプ飯
先ほどスーパーで見つけて無性に食いたくなり、真空パックされたイカめしを買った。
これをコッヘルでボイルした物とパスタを食う。
イカめしが期待した以上に旨かった。
後はお裾分けを頂いたりしつつ、ライダー達と程々に飲んで就寝。
空気が綺麗で時おり雲の切間から覗く月が眩しく綺麗だった。
20日目
テント泊
走行距離…167km
旅の全走行距離…2331km