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アウトドア自由人のSHUです。
クロスカブで行く野外遊び1・食材は現地調達!?神之川のイワナを狙うの続きです。
ワイルドランチの時間だぜぇ~ぃ!
今回はガチで山遊びを堪能しようと思ったのと、荷物を減らすと言う理由でストーブは持って来ませんでした。焚火のみで調理し、アウトドアランチにします。
朝飯はパンを1つかじっただけだからもう腹ペコです。
まずはたき火の場所選び
この日は比較的風が強く、その中での焚火ということで火事にならないように気を配ります。
- 風裏で広めのスペース
- 日当たりが良くてくつろげる
- 水場が近い
- 薪が豊富
これが条件。
釣りのためのウェーダーを装備しているから川の中の移動が容易で、こんな場所をすぐに見つけられます。
上流にはデカイ堰堤があるはずなので、どうせ川をピストンすることになると思い、あらかじめ釣りながら目星は付けてあります。
調理グッズ
- コッヘルのフタ側
- 針金
- 塩
- ナイフ
- 新聞紙
徒歩での移動の多い渓流釣りは荷物を増やしたくないので、ウエストバックに入るだけの物で!
一言いってみます…「ワイルドだろ~」
調理準備・魚をさばく
まずは、ナイフでイワナを捌きます。
と言っても、腹を割いてワタとエラを取るだけだけど。
チョットしたポイントは、背骨に着いた血合いを爪でコリコリと良く剥がすこと。魚の血は生臭みの元です。
あとは、塩を腹の中にも良く振ってからしばらく馴染ませること。(最低30分ぐらいは)
この日釣ったイワナは、全てやたらと腹が出ていて何を食っているのか気になっていました。この2匹のパンパンに膨れた胃の中をチェックしてみると、大量の砂利が出てきました。
「川が増水すると、イワナやヤマメは石を飲んで体を重くし流されないようにする」
と、その昔オヤジが言っていたのを思い出しました。実際見たのはこれが初めてですね。
翌日は雨の予報だったけど…真相は不明。
焚火料理開始
今年は大雪のせいで、どこの川も木々がなぎ倒されて河原には沢山の薪が転がってます。
薪集めはサクッと終えて、新聞紙を焚き付けに点火。
火が着いたからといってすぐに調理はせずに、最初はバンバン薪を燃やすのがコツです。それで下に炭を作ってしまった方が消えない安定した焚火になり、調理の際の火力調整も楽です。
調理開始
ラーメンとオニギリ!
魚釣れなかったら、悲しーから!(ワイルドじゃないw)
コッヘルに沢の水を汲んで、焚火でお湯を沸かしラーメンを作ります。
風があるからコッヘルに灰が入りまくり~(ーー;)
でもそんなのカンケーネーっ!
続いてイワナもセット。
じっくり煙で燻しながら、こまめに位置を調整して1時間近く焼きます。
この焼き方、どうしてもシッポの方が焦げやすいのでもっと高さを下げて火の横に並べる感じにセットすると良いです。
単純な料理ですが、なにげに上手く焼き上げるにはコツがいります。
うめ~。
ただのインスタントラーメンもこんなロケーションで頂くと絶品です。
やっぱこれがないと!1本だけバックに忍ばせ、入渓時にチャッカリ冷やしときましたw
(バイクだけど、昼寝して時間を置き、ちゃんとアルコールチェッカーして帰りましたよ)
雪の塊!よー冷える。
前にも紹介したけど、この燻製なのか?塩焼きなのか?と言った出来具合がサイコーうまい。
テーブルは石。皿は新聞紙。手で掴んでムシャムシャ食います!残るのは頭と中骨だけ。
これでワイルドランチは終了だぜぇ~い。
風が強いけど、気温が高くてTシャツで丁度いい陽気。仕上げは清流の音を聞きながら昼寝をすれば完璧です。( ´ ▽ ` )
立つ鳥跡を濁さず
オヤジ臭い言葉だけど、もうボチボチおっさんだからまぁーいいかw
ゴミや火の始末なんて当たり前ですが、良く目に付くのは焚火の跡。
河原にいっぱいアレがあると、後から来た人は不愉快です。
必要な分だけ薪を入れるようにして、上手く燃やせば燃えかすはほとんど残りません。
燃え残った木ぐらいは別に気にしないけど、たまに焦げた空きカンとか残っているのを目にすると、もう意味不明ですね。
この日の帰り道、神之川下流部には消防車とパトカーがいっぱい止まっていて、山火事があった様子でした。くれぐれも火の扱いには注意してください。
本日の釣果
イワナ12~25cm ×4?? (2Eat)
最近見つけた便利グッズ
汗で湿ったウエーダーやニーブーツの中って全然乾かなくて不衛生です。釣りを終えた後にこれを放り込んどくと、翌日には乾いていて良いですよ。
ドライペット スピード吸湿 くつ用 300g
消臭効果もあるし、乾かして繰り返し使えます。