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アウトドア自由人のSHUです。
5月12日
たまには他の川を見てみようということで、馴染みの奥多摩エリアを離れ、神奈川県裏丹沢に位置する神之川に行ってきました。
渓流釣りはもちろん、ツーリング、森林浴、焚火にアウトドアランチ。
とことん山遊びを堪能します。
神之川に並走する犬越え路林道には昔から、自転車、バイクでと何度となく訪れていましたが、ちゃんと釣りをするのは今回が初めてですね。偵察と言った具合です。
釣りがコケたときのために、いつもの釣り装備(→渓流釣り道具と関連グッズのおすすめ)に加え、
コッヘル、針金、新聞紙、塩、ラーメンを追加。
このグッズの追加で遊びの幅を広げます。
道志道で裏丹沢へ
4:30
早起きしてクロスカブで出発。
平日月曜日の朝で、当然道はガラガラ。あっという間に津久井湖を通過します。
道志道を使うのは久しぶり。
今では所々新しい道が作られていて、かなり走りやすくなりましたね。
ここも後山川同様で車両通行止め。ここでバイクは終了です。
ここからは携帯も圏外。例によって熊注意。
十数年前は普通に通れて丹沢湖に抜けることが出来て便利だったのに。
林道をテクテク歩きます。これから夏にかけての森の朝の匂いは大好きですね。
広葉樹林に囲まれ緑豊かです。マイナスイオンタップリって感じ!
この辺り懐かしい…昔はもっとガレガレの荒れたダートでした。
あれはたしか、中学1年生の頃だったかと思います。
キャンプ道具を満載したMTBで下り坂をカッ飛ばしていた時にフロントタイヤがバーストし、思いっ切りぶっ飛んで血まみれになった苦い思い出があります^^;
本流は谷が深く、所々に大きな砂防堰堤があって遡行出来なそうなので、あまり降りる気になりません。川まで100mぐらい。
途中にいくつもある枝沢も堰堤だらけで感じ悪い~。
砂防堰堤ってどうせすぐに砂が溜まって一杯になるのに意味があるのかな?と疑問です。
…だそうです。
バイクを降りて歩くこと約50分、目的の地点に到着!開けた河原。
テンカラ釣り開始
生い茂る木が無いためバックスペースを気にしないでいいので、魚に遠くからアプローチ出来る3.6mの竿を使います。
「ど~れ?スーパーテンカラの威力、見せてもらおうじゃないかw」
ここは人気も無く、広々した川で気持ちがいいです。
鹿のフンやら、獣の足跡が沢山あるので熊鈴を装着して突入。
ただ、全然魚が見当たらないぞ…(ーー;)
1時間ほどやっても何の反応もなく、諦めかけた頃。
突然釣れました。
紛れもなく「釣った」じゃなく「釣れた」ってやつです。12cmほどのイワナ。
毛鉤を流し変えようと竿を振り上げたら、毛鉤と一緒に飛んで来ました(; ̄ェ ̄)
小さいけど、この川とこの竿の記念すべき初フィッシュ。
チョット一安心。
…したのもつかの間。
すぐにゴルってきました。ゴルジュ帯です。
そして、ここ数日中に崩れて来たと思われる雪(と言うか、もう圧縮されて氷)と岩!
この雪の塊り、左右の幅は3mぐらいあります。
左の岩達は1つでも軽く500kg以上ありそうだけど、蹴飛ばしたら転がりそうな不安定っぷりで岩の表面にはまだ土が着いた状態。
もし崩れて、こんな人の来なそうな場所で挟まれたらたまりません(ーー;)
雪の乗っている岩は元からあった物のようで、安定しているのでここを登ってから左側を抜けました。
転がって来ることを警戒しながら岩と雪を睨みつけ、恐る恐るここはパスしたのだけど。
すぐその先にまたもや危険な雪渓。
中途半端に崩壊した雪氷の下をくぐらないと通過出来そうにないので、ここでやめときました。
また膝が…
少し戻って、山を巻いて上流に行こうと試みます。
斜度はそれ程急じゃないのでサクサク登り始めたのだけど、土に埋れた石に足をかけ体重を乗せたらゴロリと崩れ転倒。大きめの石だから…と油断したぁ~!
「ぐおぉー(´Д` )」
膝を強打してしばらく悶絶してました。
偏光グラスは吹っ飛び、手に持っていた竿も叩きつけキズが入ってしまったけど致命傷はなさそう。
ムカついた(自分と岩にw)のと、人気がないことをいいことに1人山の中で叫んでました。
もしも熊が見ていたら、さぞやドン引きすることでしょう。
今日は鈴要らなかったな…
先週に続き、なんか冴えないな~。
イッテーけど、幸い歩くに支障は無いので釣りを続けます。
山ヒル対策に携帯しているエアーサロンパスが本来の役割を果たしましたよ。
使い方は→白谷雲水峡で山ヒルとバトル
(表丹沢はヒルで有名みたいだけど、ここ裏丹沢はあまり被害報告はない模様。でも油断大敵。鹿にくっ付いたのが落ちて生息範囲を拡げるらしいので、いつ増えてもおかしくないかも。今回は時期も早いので見かけませんでした。)
食料確保
転倒したことで気持ちが折れたので上流へのトライはやめて下流を攻めてみることに。
たまに風が強く吹くので苦戦。テンカラは風に弱いです!
またもや魚の気配がないまま1時間ほど時が過ぎ、これはヤバイかもと思っていたら…
流れるラインの先にギラリと魚が光ます。
バシッとアワセて15cmほどのイワナ!今度は釣りました。
更に数分後、この白泡の切れ目で流れるラインが止まり、バシッ!
「見よ!これがスーパーテンカラの力!?」w
25cmのイワナ。
これ以上のサイズアップは厳しいと思われるのでこいつはキープ!食います(^^)
すぐに同サイズを1匹追加。これもキープ。
時刻は12:30。
魚の確保も出来たし、腹も減ったので釣りはこれで終わりにして野外飯にします。
神之川はかなり魚影が薄い様子。釣りメインではあまり来たくないかも…^^;
クロスカブで行く野外遊び2・釣った魚を焚火で調理っ! へつづく