[クロスカブ夏旅11]青森県で広すぎる無料七戸町森林公園キャンプ場へ

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アウトドア自由人のSHUです。
7/30

天気・晴れ
ルート・秋田県から青森県

いつものパターンで、テントのフライを干してから朝飯を食う。

昨日炊いた米の残り1合に、いぶりがっこを刻んで入れお茶漬けにして掻き込む。
コリコリの食感がいい。
味気ないお茶漬けが別物になった( ̄▽ ̄)

昨日のリアルナマハゲライダー…
いやいやBMライダーに挨拶すると
「昨日は大きい声出してすまんかったのぉ~」
と怒りの胸の内を伝えられた。

とても、紳士的な人だ。
オススメの温泉やキャンプ場の情報も教えていただいた。
「また会おうな」と言われ、別れた。
実際、後に3回ほど出会うことになったけど…

クロスカブ発進!

十和田湖を抜ける

2号線(大館十和田湖線)で十和田湖へ。
静かで綺麗な湖だ。

十和田湖

透明度も高くて水中が良く見える。
チョコチョコ止まって魚チェックしながら進む。

十和田湖

奥入瀬渓流

陽射しが木々の間から渓流に差し込み気持ちいい。
ただ、観光客もいっぱい居る。

奥入瀬渓流

谷地温泉

日帰り 500円

早速、BMライダーに教えてもらったオススメの温泉に寄ってみた。
古びた湯治宿で、周囲には硫黄臭が漂い雰囲気が良い。

年季の入った木造の風呂には、異なる泉質の小さい湯舟が2つ。露天は無い。
蛇口タイプの狭い洗い場がいくつかあって、この雰囲気に似合わない馬油のソープが置いてあった。

かなり年配の方達が置物のように静かに湯舟に入っていて、たまにカランと響く桶の音しかしない…
「おぉ…なんてシュールな光景だ^^;」
シブイ!シブすぎるぞw

俺も静かにそれに混ざり、この光景の一部と化した。
浴槽は隙間の空いた底板から温泉が湧き出している。風情のあるいい温泉だった。

青森県谷地温泉

店先の囲炉裏できりたんぽが売っていたので1つ購入。108円。
味はマズくもなく旨くもなく…

きりたんぽ

田代平キャンプ場

550円(利用せず)

  • 乗入れ可(車も可)
  • 林間サイトは下が土
  • 規模も狭い
  • 炊事場…と言うか水道が一つあるだけ
  • トイレどこにあるか分からず
  • マップル P94 J-6

すでに数組のテントが張ってあった。その人達の車の通路になってしまうと思われる、サイトの入り口付近にしかもうテントを張る場所はなさそう…。
これで550円は高い。ヤメ!

行き先に戸惑う

思い描いていた理想のルートは、白神山地を徘徊してから再び日本海側を北上し、龍飛崎を回った後に、ねぶた祭りの約束がある青森県市内に8月1日に入りたかった。
前日の通行止めで白神山地をそれて、なんとなくコッチに流れて来てしまった。

まだ2日あるのに、ここから直で青森市に向かえば20kmぐらいで着いてしまうし…。
どこかで時間調整をしようと地図を眺める。

七戸町森林公園キャンプ場

無料

  • 乗入れ可(車も可)
  • 炊事場普通(だだし飲用不可の看板あり)
  • トイレ水洗 掃除はあまりされていない
  • 街灯小さいのが2つ程
  • 炊事場はスイッチで電気点灯可能
  • 東屋有り
  • ゴミ持ち帰り
  • サイトは広大
  • 受付など必要ない様子
  • マップル P95 C-3

無料だし、釣りもできそうなのでここに来てみた。
とりあえずバイクで敷地内を走り廻って調査開始。

すんげーだだっ広い芝サイト。

七戸町森林公園キャンプ場

残り半分は林間サイトでこちらも広い。
しかし…誰もいないぞ?使っていいのか?^^;

七戸町森林公園キャンプ場

渓流沿いの奥地に入って行くと。
うおっ!なんつー悪そうな熊だ(ーー;)

熊注意看板

と言うか多発はヤバイじゃないか!
設置場所も奥地にあって、いかにもこの先危険ですと言った感じで恐怖感を煽る嫌な看板だ。

広大すぎる貸切のキャンプ場は、どこにテントを張るかしばらく悩んでしまった。
贅沢な悩みだw
さっきの田代平キャンプ場を去って、七戸町森林公園キャンプ場に移動して正解だった。

翌日の天気はあまり良くなさそうなので東屋の近くに設営した。
となりには小さな池があった。

七戸町森林公園キャンプ場

釣りタイム

設営したらやることは決まっている。
サイトのすぐ脇を流れる坪川で釣りをする。
爆竹を鳴らして突入。

坪川

ここはスゲー魚が多い!
小さいヤマメばかりだったけど何匹釣っただろうか?覚えていない。
短時間でかなり遊べて満足した。

旅キャンプ飯

今日は買物しないでキャンプに入ってしまったので、常時携帯しているパスタの出番。
ニンニクと唐辛子でペペロンチーノにした。
ビールも無いので、ペットボトルのウイスキーを飲む。

広い東屋にあるデカイテーブルを使えて快適だった。
電気のスイッチを発見して点灯。
おぉ~VIP待遇w。

七戸町森林公園キャンプ場の東屋

このぐらいの時間になると周囲は静まり、ヤツの存在が気になり始める(ーー;)
おそらく夜のキャンプ場の10km圏内に人が居る場所は無い。
気兼ねなく30分に1回程度のペースで熊避け爆竹を破裂させておいた。

それと、ポータブルスピーカーも全開!

日立マクセル マクセル Bluetooth対応ポータブルスピーカー(ブラック)maxell MXSP-BT03J MXSP-BT03JBK
日立マクセル マクセル Bluetooth対応ポータブルスピーカー(ブラック)maxell MXSP-BT03J MXSP-BT03JBK

これ、USBでバイクから充電出来るし、寂しい山の中でも、あると雰囲気変わるのでオススメ。
寝る前にスピーカーを消したとき、静寂に包まれる瞬間は何とも嫌な物があるけど^^;

夜は一台の車が来たけど、青い回転灯の付いた地域パトロールの様子ですぐに帰っていった。

街灯は暗め、うるさ過ぎず丁度いい。

七戸町森林公園キャンプ場の夜

東屋の電気を消して就寝!
横の池では夜カエルが鳴いていた。

昼は飛べないカラスが1羽いて、それに5~6羽の仲間が群がってカァーカァーうるさかった。

蚊もブヨも多い
ボッチキャンプ

11日目
テント泊

走行距離…145km
旅の全走行距離…1458km