※当サイトはPRを含んでいます
アウトドア自由人のSHUです。
7/12
昨日は早く寝たので、暗いうちに起きて目が冴えてしまいました。
まだ闇の中、活動を開始しはじめます。まずは朝飯に野菜増しラーメンと昨日の米を温めて、ガッツリ食ってエネルギー補給。
昨日のようなシャリバテは勘弁です。
全ての撤収を終えて丹波川を上流に向かいます。
車のキャンプって適当にパッキングして放り込んどけばいいので楽だ~。
雨に降られてもさほど関係ないし…。
でもその分、旅が味気なくなる乗り物なのは間違いないです。
泉水谷近辺に
早速入渓しやすいところから軽く叩いてみようかと。
貸切祭りの悪天の平日は終り、今日は土曜日。早朝からすでに釣り人の姿を多数目撃します。
この川の水は恐ろしくクリアー!
水嵩は以前来た時より遥かに多くて、かなり増水はしている様子だけど、流れ出す泥がないのか?
遡行開始してすぐにヒットしました。
15cmほどのヤマメ。今日はテンカラで行きます。
最初の場所は開けた瀬が続くのだけど、本筋のメインポイントに毛鉤を流しても全く反応はなく、かなり叩かれている様子…(ーー;)
そして、本流、分流と交互に叩いて上流に上がるのだけど…
分流の、こんな感じの小場所を攻める度に反応があって面白い。
魚は小さいけど毛鉤にちょっかいを出してきて遊んでくれます。
掛けられない魚は恐らく小さいヤマメで、かなりからかわれたけど^^;
でも、これが面白い!
本日も出だし良好。
最初に続く150mほどの瀬では、イワナとヤマメがほぼ交互に釣れて40分程で7匹。でも型は全て小型の同サイズのみ。
本日のゴルジュ
そして、流れが一筋になって更に上流を目指すと。
出たよ~…オレの嫌いなゴルジュ帯(´Д` )
でも、「この人の入りにくい地帯に入れば、デカイのが釣れる!」
と、何の根拠もない得意の妄想を抱いて突入しますw。
垂直に深く切れ込んだ岩に挟まれてほとんど日は差さず、威圧感がスゴイ。
もし、こんな場所で一昨日のような急な増水に見舞われたら一切逃げ場はない。考えるとゾクッと来てしまいます(T_T)
でも、あんな天候の日には間違ってもこんな場所に近づかないけど…
この場所も平水時であれば難なく渡れると思うけど、この増水時に岩で狭められた水流は強く。ウエーダーで渡るのは非常にスリリングでした。また、下石がデカくてバランスを崩すので厄介です。
そして、休むことなく続く連続ゴルジュ攻撃。
左右の数十メートルの垂直な崖と深い流で行く手を阻まれ、もうここでギブっす!
水流強く、これじゃ泳いでも厳しいんじゃないかな?
自分が渓流釣りで多分一番嫌いな瞬間がこれです!
「今まで苦労して超えて来た、あの怖え~場所をまた戻るのか…」
それでも、まだ妄想通りの巨大魚でも釣れていれば足取りも軽いとは思うのだけど。
なんと、今日はゴルジュに入って苦戦し出してからと言うもの、アタリどころか、1匹の魚影も見ていない悲惨な現状…(ーー;)
「どこでもドアとは言わない、せめてタケコプターでもあれば…
いやいや、ポイポイカプセルに入れたゴムボートでも十分天国じゃん?」
と、全く持って意味のない、無駄な妄想をしながら引き返します。
別の沢へ 沢登人(サワノボラー)の追従を振り切る
一旦林道に出て戻ります。
川から離れると一気にモワッとした空気になって汗が滴るわ~。
駐車スペースの車は大幅に増えて、辺りにも釣り人の姿が多数見えます。
ちょっと考えて、小さな沢に向かうことにしました。
沢に向かう途中の本流の流れの中では、ヘルメットを被った2人組が川の中を行ったり来たり…。
「何やっとんだ?」
少し観察して…
あー分かった。登山ブーム以後、急増したというサワノボラーが練習している様子。
昔はこんな低地の川で沢登りをする人に会うなどほぼ皆無だったけど、近年は人口が増えて釣り人とよくトラブルになっていると聞いたことがあります。
そそくさと、その横をスルーします。更に遡行した場所にある、斜度のある沢に入り込んで釣り開始。
3.3mのテンカラ竿に、毛鉤までの長さが竿と同じ短いラインをセットして釣上がります。
100m程登った所から、ふと下を振り返ると、本流との出合い付近にはあのサワノボラーの姿が!
なぬ!、せっかく人の居ない場所を探して入った沢になのに、まさかここに入るのか?
釣り人同士であれば先行者優先なんてルールは当り前です。こんな細い沢で前の人を追い越すなんてことはしないと思うけど、彼等にはそんなことは関係のないことでしょう。
しかし、川は釣り人だけのものではないので、当然、文句を言うわけにはいきません。
ポイントを潰されてたまるかと、コッチもMAXスピードで遡行して結局逃げ切れました^^;
初心者の指導をしてるっぽかったので助かりました。
やっと、この沢での初ヒット。
18cm程と決して大きくはないけど、サイズの割に幅のある綺麗なアマゴで嬉しい1匹でした。
今度はヤマメ!混生してる沢でした。
同じくらいのサイズだけど、また、幅広い魚でした。
ここで来ました。
川幅は3mぐらい。深い所でも水深はヒザ下といった小場所。
その後しばらく沢を登ると、倒木などで荒れ果てて歩きにくく、ポイントもほとんどなくなってしまったので撤収します。
最終的には覆われた木々を交わすため、仕掛けの全長は2m程にまで切り詰めて攻めました。
この沢では結局、ヤマメ3匹、イワナ1匹と言う釣果。
イワナの沢だと思い込んでいたのに意外な結果でした。
一応、魚の顔は見れたのでまぁOKです。
帰りはひどく荒れた廃道と言うべき林道で戻ります。
途中、行手にうごめく何かを発見!
ドキっとしたけど、それは何かの鳥ヒナでした。巣から落ちたのか?
手を出すと、フラフラと飛び立って崖の下に着地しました…健闘を祈る。
奥多摩湖でまだ釣り
昼も過ぎて暑いし、腹も減ったので帰ろうかと思っていたけど、ちょっと気になる奥多摩湖のバックウォーターに寄り道しました。
橋の上からいくつかの魚影が見えたので、テンカラとルアー両方武装して即降りて。
まずルアーを投げると、いきなり後方を激しくチェイスする魚が現れ、トゥイッチさせてバイトを誘発してヒット。
正体はデカイハスでした。その後は気配なし。
今度はテンカラにチェンジして奥の沢に突入します。
藪の深いうっとうしい沢で、小さなイワナとヤマメが釣れたけど暑くて汗だくになり即撤収。
車の温度計は30℃!湿度も高くて、標高を下げた場所はもうウエーダーでは厳しい季節かも…(ーー;)
休日なので、道が混む前に今度こそ撤収して帰宅しました。