バイクのエンジンオイル交換にはトイレットペーパーが便利

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アウトドア自由人のSHUです。
前回は1000km走行時にG2オイルに交換したクロスカブ。
どーにもこれ以後はシフトチェンジが硬くなり、エンジンのメカノイズも増加した気がしていました。

現在、走行3000kmを迎えたので少し早いけど、今後の長期ツーリングに備えるためと、先日北アルプス方面で酷使したことで急激に劣化したであろうオイルを交換してしまいます。

オイルは当然、ホンダ純正オイル ULTRA G1 [ ウルトラ G1 ] 1L を買ってきました。
ホンダG1オイル
これで、どちらのオイルがクロスカブにマッチしているのか明らかになります。

オイル交換の技

自宅などでオイル交換をする時に便利な物。
それは、廃油の処理にトイレットペーパーを使うことです!
店に行けば専用の処理剤が売っていると思うけど、あれは値段が高くてもったいないですね。

油量の多い単車なんかは、無難にこれを使った方が失敗が無くて安心かと思いますが。

パルスター ポイボックス オイル交換用処理箱 2.5L 自動車・バイク用
パルスター  ポイボックス オイル交換用処理箱 2.5L 自動車・バイク用

クロスカブのような小排気量のバイクでは、このビニール袋とトイレットペーパーで十分!
トイレットペーパーとビニール袋
ビニール袋の中に「とりゃーっ」と出しまくったトイレットペーパーをなるべくフカフカに入れます。

後はドレインボルトの下に置いて、オイルを抜くだけ。
バイクのオイル交換
最後ボルトを外す前に、手にスーパーでもらえるペラペラなビニール袋を装着して回せば汚れを防げます。

トイレットペーパーはオイル1リッターに対して1ロールが目安です。
費用はこれでたったの数十円ですね。
染み込ませたオイルは各自治体の決まりに沿って捨てるだけ、大抵は天ぷら油と同じで燃えるゴミでしょう。

オイルの出が少なくなった頃、キックペダルでエンジンをクランキングすると残ったオイルがもう少し出てきます。

後は確実にドレインボルトを締め付けてパーツクリーナーで掃除し、エンジン始動後に再度ドレインのオイルニジミと油量を点検すれば完了。

ついでにチェーンメンテナンスの方法

クロスカブのチェーンのたるみ。これはタイヤを回転させることでわかりますが、場所によってたるみ具合がバラバラです(ーー;)

チェーンやスプロケットの精度が良くないのでしょうか?
これ、どんなバイクでも多少はあると思うけど、クロスカブの場合はスゲー誤差です。

そんな感じなんで、大体1周させてたるみ具合を見て、真ん中ぐらいの遊びの場所で調整しておきました。アジャスターはチョット回すだけでチェーンの張り加減がすぐ変わるので注意です。

給油

自分は現在はグリスタイプのチェーンオイルを使用しています。

ワコーズ CHG チェーンガード フッ素樹脂配合高性能チェーングリース A270 220ml A270 [HTRC3]
ワコーズ CHG チェーンガード フッ素樹脂配合高性能チェーングリース A270 220ml A270 [HTRC3]
コレは吹き付けた後にチェーンが白くなってダサいけど、チェーンにカバーが装着されたクロスカブでは関係ないです!ペースト状の適度な粘度があって持ちも良さそうですよ。

シールチェーンであれば元々抵抗が大きいのでさほど関係ないけど、オープンタイプの場合は粘度のあるグリスタイプを使うことで、ある程度チェーンから発するガシャ音も低減出来ます。

高粘度のスプレーの給油の頻度は、カバーのおかげで雨や泥の接触の少ないクロスカブの場合、1000km程度の走行おきにスプレーすれば十分だと思います。
大雨や川の中に入った後はすぐに給油します。

掃除

砂や泥をかみ込んでいないかぎりチェーンの清掃はあまりしません。
やはりカバーがついていて、さほど汚れないことが大きな理由ですが、他に値段の高いチェーンクリーナーを使って掃除することに大したメリットが無いと感じているからです。

1回の掃除にクリーナーを丸1本使って、エアガンでエアブローを何度も繰り返してピカピカにするぐらいの気持ちがあれば効果や見栄えも良くなるかもしれませんが。

通常軽くスプレーしてブラシでこする程度では、黒い汚れが溶け出す程度で肝心なローラー内などの汚れはさほど取れないはずです。

それどころか、作業後にこのクリーナーをエアブローなどで揮発させる前にオイルを塗布すれば、せっかくの潤滑成分が分解されてしまいます。かえってクリーナーを使うことのデメリット(手間)の方が大きいのではないかと思っています。