[種子島2]家賃激安5,000円、一戸建てボンビーハウス?!

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アウトドア自由人のSHUです。
2週間前に種子島に移住したTさん宅に到着!

・・・・( ̄◇ ̄;)

話しでは何となく様子を伺っていたけど…なるほどね…

では噂のこの家をご紹介。

広い庭付きの賃貸一軒家

乗用車5、6台置けそうな庭で、お家賃なんと

月 5,000円!?

うお~破格っ!

もしボンビーボーイがあればTV出れる?w

もう察しは付くと思うけど、そうボロ屋なのだ。軽く築70年以上?
ここ数年は空き家だったようで、いたるところにガタが来ていて…
はぁ~こりゃ住めるようにするの大変だぁ!

2週間ほど前にTさんと話した時は、俺が行くまでには家の中で住めるようにしておくという話しだった。しかし、今ここを見ると、廃材は散乱しているし、ドデカイクモや山に居るタイプのデカゴキなども歩き回っている。とても中で寝る気にはなれない。

なんと、Tさんもこの家に泊まるのは今日が始めてだと言うじゃないか(ーー;)

最初のうちは窓を外したり、天井を剥がしたりして頑張ったようなのだけれど、あまりのボロさと薄気味悪さに挫折。今日まで知人の家に居候していたんだとか!

「なにーっ、話が違うw」

詳しく聞けばTさんはこの物件を見ずに、知人の紹介話しだけで契約を決めてしまったらしく、初めて見た時は愕然としたそうな…。

確かに周りは竹藪に囲まれ、家の中は昼間も暗く、チョット空気が重い。自分だったらお手上げかな。

う~ん、こうなってしまった以上は仕方ない。時間もあるし出来ることあれば修復を手伝おうか…

取りあえず、今夜は酒盛りして再会を祝おうじゃないか!
(久々に飲みすぎて翌日は廃人になりました。ツライ…もう酒なんて飲まないぞ…←何度目かw)

という感じで、家があるのに庭にテーブルとイスを設置し、さらにその横にテントを張って寝るという、異様な種子島生活の開始となりました。

種子島激安の家

家の手直し

まず最初にこの土地の暗い雰囲気を何とかしようということで、周囲を取り囲む竹林をブッタ切ることにした。

1ヶ月前まで造園業の仕事をしていたTさんは、ノコギリ一本持って藪に突撃し、あっという間にバサバサと切り開いた。自分は切り出した竹の焼却と、枯れ草の積もった庭を掃除。

景色が見えるようになり驚いたのは、ここがオーシャンビューになったこと!

海に沈む夕日も見えてなかなかのもんだ。
風も多少通るようになって、いくらか涼しい。

遠くには屋久島のシルエットがぼんやり見える。チャンスがあれば行ってみたい。
→翌月、行ってみた。屋久島旅行2013

種子島の夕暮れ

家のほうは床の腐った縁側などもどんどん壊し、畳も腐っているのではがして全部捨てた。Tさんは家の改築の仕事も経験があるので手際がいい。

ここでまた大変な光景を目にした。
畳の下に大量のシロアリを発見!
(種子島はシロアリの被害が多いそうです)

床板はおろか、主たる柱まで食われてしまっている。この家、長くは持たないかも…。

これを見て、流石にTさん幻滅。屋内の作業を一時中断した…。

 

ちょうどこの頃、種子島を出て行く人が居たらしく、冷蔵庫と洗濯機をもらえることになった。
やっとクーラーボックスに氷を補充してビールや食料を冷やさなくてすむ。

そして、設置したのはやはり庭っ!

ちょっと他人事で申し訳ないけど、かなり面白い光景になってきたぞw

種子島の一軒家

今のこの家の庭設備は、冷蔵庫、洗濯機、冷水シャワー(ホース)、テーブル、卓上コンロ、バーベキュー台、白熱電球と言った感じで、その真横にテントと車。

次は縁側にTVを外に向けて置いちゃおうなんて話も!?

Tさん宅の犬

Tさんは種子島に来る途中、鹿児島の知人から犬をもらって来たらしい。
生後2~3ヶ月のゴールデンレトリバーのメスで、名前は「ハル」。
すでに体重が10kgほどあるのには驚いた。

人懐こいのはいいけど、喜ぶとやたら噛むので手を焼く。甘噛みだけど、たまに血がにじむこともあるので困ったもんだ。

暑いある日、ハルを連れて浜に泳ぎに行った。

初めての海にハルは大はしゃぎしていて、自分が走るとついて来る。
一度引き離してみようと思い、Maxダッシュしたけど余裕で追いつかれて凹んだ(>_<)

種子島の海と犬