[クロスカブの旅6]風雨の内山牧場キャンプ場に連泊決定

アウトドア自由人のSHUです。
6/28 雨に風に霧
長野県ー内山牧場キャンプ場滞在

朝から雨風霧でテントを出る気にならない。

何だか夜中から台風の様な風と雨になってしまい、何度も起こされた。
昨日調べた天気予報では雨も降らず風も弱いはずだったのに、山の上の天気とは言え、こうも真逆の状況になると頭に来る(￣ー￣)
吹き付ける風と雨の中、パッキングをする気にはならなかったので、ここでもう1泊することに決めた。

人が居ないから昨日洗濯して炊事場の屋根の下に干して置いた洗濯物も、横殴りの雨でまたビショビショ…。屋根の意味ね～。

冷たい風に吹かれて朝飯

まったく意味のない屋根の下で飯にする。
どこにいても雨が吹き込んで来るので結局カッパを上下装備した。

もう米が底を尽きそうだったけど、残りの旅日程が少ないのでこのタイプを買った。

風防を持ってこなかったのは失敗だった。風にさらされてお湯が全然沸かない。このキャンプ場は風から逃れられる場所がほとんどないから、こんな天気の日は大変だ。

旨そうな納豆も買っておいた。

後はモヤシを入れてパワーアップした味噌汁。
この浅間納豆…豆は旨いのだけど、出汁の効いたタレが入っていないタイプのため醤油だけで食った。
やはり、何か物足りない味になってしまう。

西下仁田温泉 荒船の湯へ

※西下仁田温泉 荒船の湯は、2019年9月29日に閉館しました

せっかくテントから出てカッパも着たし、一日中テントにこもるのもバカバカしいので、下界に降りて温泉に入りに行くことにした。

おぉ…霧がすごくてほとんど視界が効かない。メットのスクリーンを上げて顔ビチャビチャになって進む。
う～ん…不快すぎる（ーー；）

内山牧場キャンプ場からは群馬県側に山を下り、10kmほど走ったところにある西下仁田温泉 荒船の湯に到着。

日帰り入浴は600円。

露天風呂は半分ほど屋根があるのだけど、あえて屋根のない場所で雨に打たれて入ってみた。
外湯は温度が高めでちょうど気持ち良い。

帰りには止んでもらいたいところだけど、そんな気配はさらさらなく。見渡す限り黒い雲に覆われている(ｰｰ;)

昼飯も荒船の湯で済ます

ゆっくり入り浸り、この天気の中他の場所に移動するのも億劫になってしまったので、昼飯もここで食ってしまうことにした。

ソースカツ丼700円。味はものすごく普通w。

と、下仁田名産と書いてあったので、刺身コンニャク300円も頼んでみた。
別にコンニャク好きな訳ではないので、特に期待はしていなかったけど…

辛子酢味噌に付けてパクリと行くと
「うまっ」！
プリプリの弾力にプラスして、なんか餅の様な粘りもあってうめぇ～( ´▽｀)
風呂上がりなのも手伝い、ビールが飲みたくなって困る。

もう1回、熱い露天風呂に入って体に熱をチャージしてバイクでキャンプ場に戻ることにした。
雨はしっかり降っている。キャンプ場はあの山の上の雲の中…行きたくねェ(ｰｰ;)

テントに帰還

受付で連泊の手続きをしてテントに戻る。

うーむ…暇だ(ｰｰ;)
明日のプランや天気などを調べて時間を潰し。

雨も風もまったく収まらないので、もうテントから出ない！

という訳で早めの晩飯。
ニンニク、モヤシを入れてチューニングラーメンを作る。
さすがにここでニンニクを油で炒めたらテントの中が大変なことになりそうだから、今回は煮込んだだけ。

さっき温泉でワンカップを1本だけ仕込んでおいたw
今日は寒いので熱燗にしていただく。

夕方には賑やかなパーティーが遠くの方に1組と、ソロのライダーが自分の近くにテントを張っていた。
こんな天候なので話しをする機会はなかった。

・6日目の走行距離…25km
・旅の全走行距離…587km

おすすめのテントは ビッグアグネス ローンスプリングEX2

今回の旅からデビューして使っているテントはこれ。

BIG AGNES(ビッグアグネス) ローンスプリング EX2 [2人用] No-mesh(日本モデル)

BIG AGNES(ビッグアグネス) ローンスプリング EX2用フットプリント

まだ1週間しか使っていないけど、悪天候に恵まれまくったおかげwでだいぶテントの性能をテストできた。

24時間以上の激しい雨と暴風にさらされたけど、浸水などは皆無で、気持ち太めのポールとガイラインのおかげで強風でも安心して中で過ごせた。
広い居住空間があるので適当に荷物を放り込んでも快適にすごせるし、広い前室で料理も楽々と出来る。かなり気にいった。

カタログスペックの収納サイズが大きく感じたけど、実際はポールが長いのとゆったり収納してあるだけ。
本体とフライのみをコンパクトにまとめたら、これまで使っていたモンベルステラリッジ2（写真右）とほとんど変わらなくなってしまったことに驚いた。