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アウトドア自由人のSHUです。
7/29
10日目
天気・快晴
ルート・秋田県を内陸へ
若干雲があるけど、明るいいい朝だ。
伸び気味の芝生がフカフカして寝心地良く寝れた。
夜露がヒドかったのでまずテントを干して置く。
そして朝飯を食う。
パスタを茹でたあと、モーニングコーヒーでノンビリ活動開始。
大体いつも、起きてから出発するまでに1.5~2時間を要する。
旅を始めてからは、5時か6時には勝手に起きるようになっているのだけど…(ジジイか!)
目次
気持ちよく発進
八郎潟の周辺の道はズドーンとした直線が多い。ツーリングのルートにもオススメ。
幹線道路をチョットそれると静かで車もいない。
陽射しも強くなってきて爽快な出だし。
適当に走っていたらダートになった。
フラットでクロスカブでもブッ飛ばせる!テンション上がってきたぞw
ヒィーハァーッ!!♪
※公道ではありません
白神山地に突入
国道7号から米代フォレストラインでズンズン山に入る。
バイクはおろか1台の車すら見かけない^^;
素波里キャンプ場(利用せず)
600円
- 乗入れ禁止だけどサイト近い
- トイレ水洗キレイ
- ドコモ圏外だった気がする
- 他不明
サイトも綺麗に管理され気持ち良さそう。
今日は早々にキャンプ入りして、素波里ダム上流に広がる渓流で釣りをしようと思っていたのだけど…
どうも、様子がおかしいぞ?
立派な建物の並ぶ駐車場の方に行っても人の気配がまったくない。
しばらくキョロキョロしていると「月曜定休日」の看板を発見!
なぬぅー!(◎_◎;)
そんな事考えもしていなかった~。
どっかでゲリキャンしちゃおうかな~とか考えもしたけど、ここでもう一つ看板を見つけた。
明日、青森県への進出に使おうと思っていた県道317号の通行止めを知らせる看板。
この日は気温が高く、標高の高い素波里湖の周辺は、なかなか過ごしやすそうだったのに残念だ…
仕方ない、また山を下ろう。
うまいラーメンに出合う・ラーメン元気屋
通行可能な部分の317号を下って北秋田市へ。
昼時で腹が減った。
ランチタイム大盛り無料の看板を見つけて、なんとなく、ここ元気屋に入ってみた。
国道7号線沿いで道の駅たかのすの近くにある。
暑いのだけどラーメンが食いたいモードだった。
これは旨い!
比内地鶏の使われたスープは旨味が強くて、あっさりしていた。コシのある細麺も良かった。
普段は塩分取り過ぎないように意識して残しているスープも気がつけば全て飲み干してしまった。
近くの道の駅たかのすにも寄る。
ツマミになりそうだし、日持ちしそうなので、名物のいぶりがっこを仕入れた。
田代スポーツ公園キャンプ場
無料
- 乗入れ可能(車も可)
- 炊事場小さめ
- トイレ小さく、ボットンで超汚ねえ~
- ゴミ持ち帰り
- ドコモ電波あり
- 街は近い
- 50mほどの所に風呂有り
- 街灯なし、夜は真っ暗
- 規模は小さい
- 低地で暑い
- マップルP83 Hー5
無料では珍しい区画サイトで、受付時に場所の指定はない。
他にテニスコートを大きくした程度の広さのフリーサイトもあった。
受付は近くのスポーツ公園のデッカイ建物で行う。
後ろにあるのは公園のローラーすべり台で使用禁止だった。残念…(やらないけどw)
街のすぐ外れにあるのに、キャンプ場の周辺には沢山の熊チュー。
釣りと明日のルート下見
テントを張ったら釣りだ!
早口川の上流を捜索中。
釣りのついでに、ちょっと道路の偵察をしておく。
317号が通行止めなので、明日は田代相馬林道で山越えして青森県に入ろうと思っていたけど…こっちもダメだ(ーー;)
出発直後の朝から出鼻をくじかれるのが嫌だったので、今日のうちに見に来たけど正解だった。
どうしようか…
他の支線なども探して見るも、通行止めだらけ。
東北の旅では幾度もに及ぶ通行止めに苦戦した。
この奥で小さいヤマメを1匹釣って移動。
平滝。
ウグイばかりだった。
あまり良い場所がないので釣り終了。
ユップラで風呂
入浴350円
6:00~22:00
ソープ類は置いていない。
営業時間も長いし、キャンプ場から歩いてすぐなのがいい。
小さな健康ランド的な風呂で、露天やジャグジーがあるけど全ての湯船は狭い。
温泉では無い様子だけど、近くて安いのでまあOK。
今日は汗ダクになったのでサッパリしたかった。
旅キャンプ飯 いぶりがっことカレー
風呂上がり直後にビールをプシュっとやれるのはいい♪
早速、いぶりがっこを切って頂く。
沢山汗をかいたので塩っけが旨い。燻製の香りもいい。
米を2合炊いて、1合をレトルトカレーで。
こういうレトルトパウチの食品は、少量の水をコッヘルに入れて蓋をし、蒸らすように温すれば充分に熱が入る。
タップリのお湯を沸かしているのを見かけたりもするけど、ガスの無駄だと思う。
指定時間の半分ほど経過したら火も消してしまう。
今日の食卓。
旅キャンプ料理の便利アイテム
MSR スプーン
簡単に折りたためて、コッヘルのフッ素コートなんかも傷つけないので良い。
強度がなくてしなるので、炊いた米をかき混ぜたりするのは少々厳しいかも。
まな板
コレを使っていた。
プル・ミエ 使い分け抗菌プチまな板 3P TPM3 【まな板 ミニ 使い分け 販促品 景品】
手の平サイズの小型で、適度な硬さがあり、不安定な場所とか、膝の上でも野菜刻んだり出来るし。
フチが付いているので切った食材も転げ落ちずに便利。
箸
ハシは普通の物。
100円の箸に100円の箸ケース。別に嵩張らないし、どっかに忘れてもダメージが少ない。
コーティングされていない木製の物が、パスタなど麺類をつかんでも滑らなくていい。ダシも染み込む?w
なるべく長い方が、直火網焼きをする時にも熱くない。
ネジで2ピースに分解できる箸なども持っているけど、旅キャンプではいらない。面倒くさい作業は極力増やさないほうが良いと思う。
生けるなまはげ現る!?
昼、テントを張った後、BMWツアラーに乗る、60過ぎた山口県の少々コワモテなライダーが隣に来た。
早速話をしてみると、この方は登山と温泉を目的にバイクで旅をしているとのこと。
コテコテの山口弁で「ワシは~じゃけんっ!」と威勢のいい声で話す。
しばらく話したあと、俺は釣り、オッチャンは温泉に行くので別行動をしていた。
その後、晩飯を食っていた時のことだ。
同じく、垣根越しのサイトに居る晩酌中のオッチャンの元に係員らしき人が現れた。
他愛もない会話をしていたのだけど…
その会話の中で、係員から「野宿して好きに回れていいね~」みたいな一言が発せられた。
次の瞬間、ドスの聞いた鋭い山口弁が炸裂っ!
「なんじゃと~?これはキャンプじゃ!!人を浮浪者扱いしとるんか!?」
「ナントカカントカ!、ナントカカントカっっ!!!」とまくしたてる。
飯の最中にダラダラと長話しされたうえに、「野宿」という言葉が逆鱗に触れてキレた模様。
係員はビックリした様子で、そそくさとその場を立ち去った。
隣で筒抜けの会話を聞いていた俺もビックリさ。
「うひょ~、コエ~(´Д` )。なまはげじゃ!なまはげが出たど~!」
後で酒でも持って遊びに行こうと思っていたけどやめた(ーー;)
就寝!
(後にこのBMライダーのおっちゃんは、とても人情あるいい人だと知るのだけど)
ライダー数人、車ソロ、ファミリーで10組ほどのキャンパーがいた。
蚊は取り放題
10日目
テント泊
走行距離…134km
旅の全走行距離…1313km